「焼酎原材料のすべてを霧島の地で」という、明るい農村テロワールの確立を目指して、7年前から取り組んできた自社酵母5種類のうち、最後の製造となりました自然酵母6号が、ついに商品化されました。
「明るい農村」の蔵・霧島町蒸留所のブルーベリー農園の品種は、暖地系のラビットアイ(ウッタード、ナイフブルー、ホームベル)、サザンハイブリッシュ系(シャープブルー)、ノーザンハイブリッシュ系(レガシー)など様々です。(いずれも農薬不使用)。
このため、鹿児島県工業試験場に「ブルーベリーに由来する天然酵母の単離と焼酎製造好適性の評価」という依頼を出したところ、発酵力や香りのタイプが異なる、5つの検体(焼酎好適酵母)が発見されました。
霧島町蒸留所では、昨年から試験仕込みを始め、「農村1号」「農村2号」「農村3号」「農村4号」と、極少量、商品化してまいりました。「農村6号」は、その最後の自然酵母です。