さつま芋、米麹、25度
「野海棠取扱店」のみの
限定流通品
1800ml: 3,346円(税込)
720ml: 1,711円(税込)
株式会社祁答院蒸溜所
(鹿児島県薩摩川内市祁答院町)
木の香かおる、年に一度の野海棠!
早掘りさつま芋を使い、「手造り麹」「木桶仕込み」「木樽蒸留」という、日本唯一の製法で造りました。
「野海棠」は、熟成による、上品な味わいが特徴の商品ですが、蔵内ではかねてから「蒸留したてでも、やわらかい味で、ガス臭が少なく、新酒とは思えないほど飲みやすい!」と言っていました(木桶仕込、木樽蒸留の特色です)。
新焼酎・野海棠は、蔵人しか飲むことができなかった味わいを、皆様に飲んでいただくためのものです。
いつもの「野海棠」の熟成風味もおいしいですが、新しい内も美味しいです。
初仕込、一番蒸留の焼酎を、そのまま瓶詰します。
若々しさ、粗々しさ、新鮮さを、お楽しみ下さい。
「荒ろ過」
新焼酎は、白くにごって見えることがあります。これは、うま味成分の高級脂肪酸で、通常は、冬になると焼酎の酸化防止のため、適量な残量まで取り除かれてしまいます。秋の新焼酎には、このうまみ成分がそのままたっぷり入っています♪
手造り麹
「手造り焼酎」とは、焼酎の土台となる麹育成の段階で、温度管理のできる機械を使わず、麹室(こうじむろ)と呼ばれる木の部屋の中で、蔵人の手で、直接麹と触れ合いながら麹を育んでいく製法です。
祁答院蒸溜所では、220枚のもろ蓋を使った、伝統手造り製法を行なっています。
木桶仕込み
木桶は、厚さ7センチの杉の木を、丸く組み合わせた容器です。この木桶に、焼酎のもととなる、モロミを入れ、蒸留直前まで、ゆっくりと発酵を進めます。
木桶は、かめ壺や、ステンレスタンクと違い、素材が自然の木であるため、暑い、寒いといった外気温の変化が中のモロミに伝わりにくく、最後まで穏やかに発酵し、丸みのある焼酎に仕上がります。
木樽蒸留
焼酎づくりの最終段階である「蒸留」を、木樽(きたる)で行います。
一般的に、ステンレス製の蒸留機が多いのですが、木樽蒸留機づくりの職人は少ないため、貴重な蒸留機です。自然の木でできた木樽の蒸留機を使うことで、やわらかで、
まろやか、ほのかに木の香を感じる焼酎を取り出せます。
銘柄由来
「野海棠」(のかいどう)は、世界でただ1ヶ所、霧島で自生する花です。国の天然記念物に指定されており、5月上旬のわずかな時期に、 リンゴの花とサクラの花をあわせたような、清楚で可憐な美しい花を咲かせます。