さつま芋、米麹、25度
(美麗高級箱入り)
限定流通品
720ml: 5,841円(税込)
株式会社祁答院蒸溜所
(鹿児島県薩摩川内市祁答院町)
芋焼酎「野海棠」を熟成させたプレミアムな逸品
≪商品情報≫
◇原料:さつまいも、米麹 ◇アルコール度数:25度
◇蒸留:常圧 ◇貯蔵期間:5年以上
◇容量: 720ml(6本入)
「野海棠」のルーツは、明治35年から薩摩半島の西側に浮かぶ甑島(こしきじま)青瀬の小さな醸造所で300人ほどの島民のためにつくられていた〝海の焼酎〟「手造り青潮」。
平成19年、甑島から祁答院へ移転。
新蔵を建設して手造り麹、木桶仕込み、木樽蒸溜、洞窟貯蔵という日本で初めての焼酎製造に挑戦、〝山の焼酎〟「野海棠」が誕生しました。
2020年8月で、発売10年となり、記念焼酎として発売されたのが「野海棠PREMIUM」です。
野海棠PREMIUMは、リナロール、テルピネオール、シトロネルといった成分を多く含み、これらの成分がマスカットやライチのようなPREMIUM果実臭を生み、ライラックの花のような華やかな香りを生んでいます。また、熟成香、バニラ香も含まれ、群を抜いたなめらかな甘さです。
手造り麹
「手造り焼酎」とは、焼酎の土台となる麹育成の段階で、温度管理のできる機械を使わず、麹室(こうじむろ)と呼ばれる木の部屋の中で、蔵人の手で、直接麹と触れ合いながら麹を育んでいく製法です。
祁答院蒸溜所では、220枚のもろ蓋を使った、伝統手造り製法を行なっています。
木桶仕込み
木桶は、厚さ7センチの杉の木を、丸く組み合わせた容器です。この木桶に、焼酎のもととなる、モロミを入れ、蒸留直前まで、ゆっくりと発酵を進めます。
木桶は、かめ壺や、ステンレスタンクと違い、素材が自然の木であるため、暑い、寒いといった外気温の変化が中のモロミに伝わりにくく、最後まで穏やかに発酵し、丸みのある焼酎に仕上がります。
木樽蒸留
焼酎づくりの最終段階である「蒸留」を、木樽(きたる)で行います。
一般的に、ステンレス製の蒸留機が多いのですが、木樽蒸留機づくりの職人は少ないため、貴重な蒸留機です。自然の木でできた木樽の蒸留機を使うことで、やわらかで、
まろやか、ほのかに木の香を感じる焼酎を取り出せます。
洞窟貯蔵
蔵の裏手に、山をくり抜いて作った貯蔵洞窟「落羽松(らくうしょう)」。
そこは、1年を通して、一定の温度・湿度を保ち、貯蔵・熟成をすすめるのに最適な環境です。
銘柄由来
「野海棠」(のかいどう)は、世界でただ1ヶ所、霧島で自生する花です。国の天然記念物に指定されており、5月上旬のわずかな時期に、 リンゴの花とサクラの花をあわせたような、清楚で可憐な美しい花を咲かせます。