さつま芋、米麹、44度
(筒型化粧箱入り)
「野海棠取扱店」のみの
限定流通品
≪6本入≫
300ml: 3,029円(税込)
株式会社祁答院蒸溜所
(鹿児島県薩摩川内市祁答院町)
儚くも、強烈な風味
「野海棠」の希少な「初取り」登場。
わたしたちの芋焼酎「野海棠」は、手造り麹(こうじ)、木桶仕込み、木樽(きだる)蒸溜という、特別な製法で造っています。
芋焼酎は蒸留過程で「初垂れ(ハツダレ)」「中垂れ(ナカダレ)」「末垂れ(スエダレ)」の順に出てきますが、芋焼酎「野海棠」のなかでも、木樽で蒸溜する際に、初めにでてくる「初取り」だけを集めて、瓶に詰めました。
「初取り」は、「ハツダレ」「ハナタレ」とも呼ばれ、アルコール度数が非常に高く、焼酎の旨みが濃縮されています。さらに、1500kgのさつま芋から、わずか9リットルしか取れない稀少な逸品です。
強烈な風味の香りとうまみを、ストレート、または、ロックでお楽しみ下さい。
手造り麹
「手造り焼酎」とは、焼酎の土台となる麹育成の段階で、温度管理のできる機械を使わず、麹室(こうじむろ)と呼ばれる木の部屋の中で、蔵人の手で、直接麹と触れ合いながら麹を育んでいく製法です。
祁答院蒸溜所では、220枚のもろ蓋を使った、伝統手造り製法を行なっています。
木桶仕込み
木桶は、厚さ7センチの杉の木を、丸く組み合わせた容器です。この木桶に、焼酎のもととなる、モロミを入れ、蒸留直前まで、ゆっくりと発酵を進めます。
木桶は、かめ壺や、ステンレスタンクと違い、素材が自然の木であるため、暑い、寒いといった外気温の変化が中のモロミに伝わりにくく、最後まで穏やかに発酵し、丸みのある焼酎に仕上がります。
木樽蒸留
焼酎づくりの最終段階である「蒸留」を、木樽(きたる)で行います。
一般的に、ステンレス製の蒸留機が多いのですが、木樽蒸留機づくりの職人は少ないため、貴重な蒸留機です。自然の木でできた木樽の蒸留機を使うことで、やわらかで、
まろやか、ほのかに木の香を感じる焼酎を取り出せます。
銘柄由来
「野海棠」(のかいどう)は、世界でただ1ヶ所、霧島で自生する花です。国の天然記念物に指定されており、5月上旬のわずかな時期に、 リンゴの花とサクラの花をあわせたような、清楚で可憐な美しい花を咲かせます。