鹿児島県出水市高尾野町の、 わたしたちの芋焼酎「古の千鶴」(いにしえのちづる)、「英祢成兼」(あくねなりかね)の蔵元さんです。
鹿児島県の北部にある出水市は、鶴の飛来地として知られている、冬場はとても寒い地域です。(11月から1月は鶴を見ることが出来るそうです。)
神酒造さんに向かって車を走らせると、メイン道路の脇に、突如出てくる煙突。
時代を感じさせる赤茶色の煙突には、大きく蔵の代表銘柄である「千鶴」と「いも神」の文字がありました。
どちらも、昔から地元で愛されてきた焼酎です。
神酒造さんは明治5年に、初代神 右八郎氏が焼酎の製造を始めた事がきっかけに始まった蔵元さんです。なんと創業から130余年もの歴史があります!
4代目の神孝輔さんは、大きな体に優しい目をした、とても穏やかで真面目な方で、ゆっくりと慎重にお話されていました。
(・・次回訪問の際には、必ずお顔の写真を撮り、こちらでご紹介いたします。<(_ _*)> )
蔵内には、わりと新しい倉庫なども造られていましたが、一方で、明治や昭和初期の木造建物があり、年代を重ねてきたこげ茶色の板壁などを見ると、ずっと大切に使われてきた様子がうかがえました。
神酒造さんと言えば、「かめ壺仕込み」。
おじゃました時(6月末日)には、とうに製造は終わっていましたが、綺麗に掃除されたかめ壺が、ところ狭しと並んでいました。
また秋の仕込みの際に、大活躍するので、その時をじっと待っているようでした。
取材後記
今回、すぐ近くにある神さんのご自宅にも、おじゃまさせて頂きましたが、ご自宅も昭和初期の木造建物で、厳かな雰囲気の中でお話をお伺いする事ができました。さらに、鹿児島の偉人・西郷隆盛直筆の「敬天愛人」の書が、飾ってあり、とても驚きました。(H18.6)
取扱商品
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