今年もあと、わずか!! 年末年始スケジュールのご連絡【薩摩酒類販売】

今年は、新型コロナウイルスの影響で、大変、厳しい1年となりました。まだまだ、収束の兆しも見えてきませんが、来年は良き年になってほしいものです。
さて、ことしも、あとわずか。年末年始のスケジュールをご案内いたします。
年末は、毎年、大雪や物流混雑による配達遅延が予想されます。チャンスロスのないようお早目のご発注をお願い致します。

薩摩酒類販売の年末年始スケジュール

年末は、下記日程以内にご注文いただけましたら、年内(2020年12月30日)お届けが可能です!

2020年

  • 12月25日(金) 北海道エリア
  • 12月26日(土) 沖縄・東北エリア(通常業務)
  • 12月28日(月) 関東・中国・四国・九州エリア(仕事納め・15:00まで受注受付)

また、年始は下記日程より通常営業となります。

2021年

  • 1月4日(月) 仕事始め

明るい農村「元旦蒸留」

2020年1月4日(月)発売!

2021年、明るい農村「元旦蒸留」のご案内です。
2021年1月1日の早朝。現在仕込んでいます黒麹菌を使った芋焼酎を、初蒸留します!
約4時間かけ、新年初めての蒸留を行い、原酒をとりだし、1月4日に和水、瓶詰をし、皆様にお届けします。

〈ご注意〉

蒸留直後の風味は、刺激的な香り、クセの強さ、荒々しい味が、一般的です。これは、ガス臭成分といわれる揮発性のアルデヒド類、イオウ化合物、カルボニル化合物の微量成分を多く含んでいるためです。
個性的な味わいですが、とても新鮮で、新春の幕開けにふさわしい「元旦蒸留」。本来、蔵人にしか味わえない風味ですので、すぐに飲んでいただけましたら、ありがたいです。

商品情報

■蒸留日      2021年1月1日
■蒸留方法   常圧蒸留
■仕込方法   かめ壺仕込み
■原料芋    鹿児島県産さつま芋
       (黄金千貫)
■原料米    霧島町産ヒノヒカリ
■こうじ    黒麹
■アルコール度数 25度
■容量/入数 1800ml/6本入
■小売価格  2,381円
 ※すべて税抜価格となります。

今後ともよろしくお願いいたします。

手造り青潮シリーズ11月1日リニューアル!!

いつもお世話になっております。鹿児島から薩摩酒類販売です。来る11月1日より、手造り青潮シリーズが、一部装いを一新いたします。また、それと併せて、一部商品の価格を改定いたします。
どうぞ、諸事情ご賢察の上、ご理解ご了承のほど、よろしくお願い申し上げます。

青潮という名前の焼酎がある。
きっと海の見える蔵で潮の匂いがして、
そんな想いをめぐらせながら
蔵を訪ねた。
そこは、甑島の青瀬という集落。
雄大な東シナ海を望む高台で、
青潮は育まれてきた。
それから十四年。
青潮は今、みどりの森のなかにある。
祁答院の地で、
青潮はふたたび生をうけた。
潮の匂いと木々の香りは
好相性のようだ。
青潮の成長を海も森も
応援してくれている。
祁答院蒸溜所

2020年8月29日、甑大橋(1,533m)が開通しました。この開通により、三島陸続きとなり、甑島(上甑、中甑、下甑)の車での移動がスムーズになりました。

手造り青潮(新価格)
25度 さつまいも、米麹

1.8L
小売価格:2,581円(税抜)
720ml
小売価格:1,300円(税抜)

まぼろしの青潮(新価格)
36度以上 さつまいも、米麹

1.8L
小売価格:3,375円(税抜)
720ml
小売価格:1,700円(税抜)

古酒・手造り青潮(据置)
25度以上 さつまいも、米麹

1.8L
小売価格:2,857円(税抜)
720ml
小売価格:1,600円(税抜)

新しく生まれ変わる「手造り青潮」シリーズを、今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。

おかげさまで、野海棠発売10周年!!「野海棠PREMIUM」新発売!!

いつも、大変お世話になっております。
鹿児島より、薩摩酒類販売です。

野海棠PREMIUM新発売

野海棠物語~理想の焼酎を求めて~

「野海棠」のルーツは、明治35年から薩摩半島の西側に浮かぶ甑島(こしきじま)青瀬の小さな醸造所で、300人ほどの島民のためにつくられていた“海の焼酎”「手造り青潮」。


平成19年、芋粕の処理等の問題などから、甑島から現在の祁答院町へ移転。祁答院蒸溜所として、手造り麹、木桶仕込み、木桶蒸留、洞窟貯蔵という、日本で初めての焼酎製造に挑戦。“山の焼酎”「野海棠」が誕生しました。

その「野海棠」発売から10年。これまでご愛顧いただいた皆様に感謝を込めて、
今の祁答院蒸溜所がお届けできる、至極の逸品をご案内いたします。

今回、自信をもって新発売するのが、この「野海棠PREMIUM」です。
野海棠PREMIUMは、リナロール、テルピネオール、シトロネルといった成分を多く含み、これらの成分がマスカットやライチのようなPREMIUM果実臭を生み、ライラックの花のような華やかな香りを生んでいます。
また、熟成香、バニラ香も含まれ、群を抜いたなめらかな甘さです。

野海棠PREMIUM商品情報

◆販売価格:¥5,000(税抜)
◆原材料:さつまいも(鹿児島県産)、米麹(国産)
◆麹造り:手造り(黒麹)
◆仕込:木桶仕込み
◆蒸留:木樽蒸留(常圧)
◆熟成期間:5年以上熟成
◆容量/入数:720ml/6本(高級美麗箱入)
◆度数:25度

https://www.imoshochu.com/satsuma/nokaido-premium/

焼酎用語

焼酎用語について、ご紹介いたします。

お酒の分類

お酒は酒税法で、「醸造酒」 「蒸留酒」 「混成酒」の3つに分類されています。

醸造酒

穀物や果実を原料に、これを発酵させてつくるお酒。
(例:日本酒、ビール、ワイン)

蒸留酒

穀物や果実を原料に、これを発酵、蒸留してつくるお酒。
(例:焼酎、泡盛、白酒、ウイスキー、ウオッカ、ブランデー、ラム、テキーラ)

混成酒

既成のお酒(醸造酒、蒸留酒)に、果実や糖分、香料、薬料などを加えてつくられるお酒。
(例:リキュール、梅酒、みりん)

焼酎

焼酎は、「蒸留酒」に属しており、製造(蒸留)方法によって、大きく2つに分けられます。

単式蒸留しょうちゅう (本格焼酎 / 旧乙類)

  • 単式蒸留機を使い、アルコール度数45度以下に仕上げたもの。
  • 昔ながらの製法でつくられており、原材料の香味が楽しめます。
  • 沖縄県 特産のものは「泡盛」といいます。

連続式蒸留しょうちゅう (旧甲類)

  • 連続式蒸留機を使った、アルコール度数36度未満のもの。
  • 無味無臭なお酒ため、チューハイや、カクテル、果実酒のベースに利用されます。(ホワイトリカーとも呼ばれます)

※2006年5月1日の酒税法改正前までは「甲類」「乙類」という名称でしたが、乙類が甲類に対して劣るという誤解を避けるため単式蒸留焼酎は、「本格焼酎」と呼ばれます。

原料

焼酎の原料には、主に「さつまいも」「黒糖」「麦」「米」「そば」などがあります。
デンプンが含まれる原料であれば、焼酎をつくることができます。

芋焼酎では、「黄金千貫」(こがねせんがん)という品種のさつまいもを、原材料に使うのが一般的です。

また、原料は、ラベル(表か裏)に、多い順に表示されています。

例) かめ壺焼酎「明るい農村」の場合→  さつまいも・米麹

麹(こうじ)

米や麦などのデンプン質の原料を蒸し、麹菌(こうじきん)を増殖させたもの。
麹菌のうみだす酵素によって、デンプンが糖分へと分解される。また、レモンや梅が多く含む「クエン酸」を黒麹、白麹はつくり出すため、高温多湿の南国での焼酎造りが、腐敗せず安全につくられるのは、麹のおかげ。

麹には、「黄麹」「黒麹」「白麹」の3つの種類がある。

黄麹

日本で、古来から酒造りに使われてきた麹。

クエン酸をほとんどつくらないため、南国鹿児島での焼酎造りには、使用が難しい麹。やわらかで華やかな香りの焼酎になる。

黒麹

古くから沖縄の泡盛づくりに使われてきた麹に由来する。強いクエン酸をつくるため、もろみが腐敗しないと尊重され、明治時代に南九州にも伝わり、焼酎造りに使われるようになった。

焼酎は、コクと深味が出やすく、ロックで飲んでも味わいがある。

白麹

黒麹菌の突然変異で誕生した、見た目が白い麹菌。

焼酎にすると、原材料の風味を引き立て、すっきりした淡麗な風味の焼酎に仕上がる。
蔵人にとっては、黒麹ほど胞子が飛ばないため、道具類が汚れず、重宝する。

酵母(こうぼ)

糖分(ブドウ糖)からアルコールをつくる、微生物。原料由来のアミノ酸や脂肪酸からは香味成分をつくる。酵母の生命活動の中でアルコールがつくられ、同時に炭酸ガスも排出される。

鹿児島県2号酵母、鹿児島県5号酵母などがある。

原酒

蒸留後に水や添加物を一切加えないもの。一般的に芋焼酎だと、アルコール度数は36~39%以上。米焼酎、麦焼酎だと、40~44度ほどになる。
通常、販売されている焼酎は、水を加え25%に調整されている。原酒は蒸留した焼酎そのものの味わいを楽しめる。せっかく加水していないので、ぜひストレート、ロックで楽しんで。

古酒

蒸留した焼酎を、3年以上貯蔵し、熟成させたもの。長期貯蔵酒とも呼ぶ。熟成香(じゅくせいこう)という独特の香りと、角がとれ、まるみのある味わいが楽しめる。

新焼酎

その年にとれたさつまいもで仕込み、数か月の熟成後に発売されるもの。できたての焼酎は炭酸ガスを多く含むため、新鮮で、荒々しい風味が楽しめる。

焼酎づくりは8月~9月頃から始まるため、11月頃にちょうど新焼酎が出てくる。

本格焼酎の日

昭和62年に日本酒造組合中央会が、11月1日を「本格焼酎の日」に制定。
毎年8月~9月頃仕込みが始まり、その年の「本格焼酎ヌーボー」すなわち縁起のよい新酒が飲めるようになるのが11月1日頃だということから、決まった。

フーゼル

焼酎に含まれるうまみ成分、高級脂肪酸エチル。普段は焼酎の中に溶け込んでいるが、寒くなると白くなって見えることがある。うまみ成分なので、常温でよく振って溶け込ませて、お召し上がりください。新焼酎や無ろか、荒ろか焼酎では、出やすいものです。

濾過(ろか)

不純物や余計な油分をとりのぞくために、フィルターを使ってろ過をかけること。
目の細かいフィルター、目の荒いフィルターがある。
目の荒いフィルター(「荒濾過」という。)では、油分(旨み成分)が多く残るため、寒い時期は、瓶の中に白く旨み成分がにごって見える。

無濾過(むろか)

冬場(15度を下回った日など)、自然と浮き上がってきた油分を、蔵人が手作業ですくい取ったもの。

常圧蒸留

伝統的な、蒸留方法。通常の気圧で、蒸留するため、焼酎もろみに含まれる、原料由来の様々な風味が抽出され、個性ある豊かな味わいの焼酎になる。本格芋焼酎は、ほとんどが常圧蒸留。

減圧蒸留

蒸留器内の気圧を下げて、蒸留する方法。
高い山の上でお湯を沸かすと、早く沸くように、沸点が低くなるため、軽い成分のみが蒸留される。クセのない飲みやすい焼酎になる。米焼酎、麦焼酎、黒糖焼酎に多い。

さざなみ酒店(滋賀県)

滋賀から、さざなみ酒店様が、霧島町蒸留所へお越しくださいました。

ご夫妻の仲睦まじいご様子で、わたしたちも、とっても嬉しくなりました!

お酒屋さんと一緒に、新しく、PM9時までの立ち飲み屋さんを始められるとの事で、近々、お店の引越しをされるそうです。

新しいチャレンジ、楽しみですね♪
これからも、どうぞ宜しくお願い致します! (H29.9.5ご来訪)

ワインハーツ(大阪府)

大阪から、ワインハーツ様が、祁答院蒸溜所へお越しくださいました。

「朝7時に家を出て、10時には鹿児島にいる、近いもんですね!」と、ご店主のフットワークの良さに、感動しました。

製造工程の説明には、メモを取られ、熱心にご質問をいただき、蔵人も、大変励みになりました。

また、楽しくにこやかに、ご家族やご商売などのお話なさっていて、こちらの方まで嬉しくなりました!

よろしければ、今度はぜひ、仕込中にお越しくださいね♪ (H29.6.19ご来訪)

金城酒店(沖縄県)

沖縄から、金城酒店さまが、霧島町蒸留所へお越しくださいました。7年前にもお越しくださった金城さまは、とても優しく、あたたかい雰囲気が印象的でした♪
この日の夕方には沖縄へ帰られ、夜12時まで営業されているお店に出られるとのお話を伺い、驚きました。

次は、兄弟蔵の祁答院蒸溜所にも、ぜひお立ち寄り下さい♪ (H27.10.19ご来訪)

川越酒店(宮崎県)

宮崎から、川越酒店さまご家族が、霧島町蒸留所へお越しくださいました。

息子さんの運動会翌日のお休みと、お店のお休みがちょうど重なり、ご家族皆さまで、お越しくださいました。

ご店主の優しい笑顔と、ご家族がとても仲が良く、あたたかい雰囲気が印象的でした♪

仕込み真っ最中の蔵のご案内の際は、真剣に耳を傾けてくださり、ありがとうございました。
次は、兄弟蔵の祁答院蒸溜所にも、お越し下さい♪ (H27.9.15ご来訪)

米芳商店(大阪府)

大阪から、米芳商店さまご夫妻が、祁答院蒸溜所、霧島町蒸留所へお越しくださいました。

昨年9月に入店されたお二人。これから目指すお店づくりを求め、酒蔵や、他のお酒屋さんにも足を運び、勉強されているそうです。

キラキラと熱心に語られるお二人の姿が、とても眩しかったです!次は、蒸し芋の香りただよう焼酎製造シーズンに、ぜひお越し下さい♪ (H27.7.16ご来訪)

藤井酒店(大阪府)

大阪から、藤井酒店さま、飲食店オーナーさまが、霧島町蒸留所へお越しくださいました。

とても優しい雰囲気のお二人。蔵の仕込みの様子をご見学され、「赤芋のモロミは初めて見た!」と、熱心にご覧になっていました。

次は、お父様お母様にお会いできるのを楽しみにしております。 (H25.10.15ご来訪)