手造り麹・木桶仕込み・木樽蒸留・洞窟貯蔵で造る究極の芋焼酎

祁答院蒸溜所には、木槽(もくそう)だけでなく、かめ壺もあります。
本日は、かめ壺で1次仕込みを行った後の洗浄です。
入っていたモロミを次の仕込み容器へ移動し、残ったモロミを水で流し、水洗い。
そのあと、余分な水分をふき取ります。
かめ壺は、普段の焼酎づくりの作業がしやすいように、地下に埋めてあり、ぱっと見る限りそんなに深くないように見えます。

しかし実際は、身長170センチもある蔵人でも、すっぽりと収まってしまう程の大きさです。
冬の冷たい空気の中、はだしでかめ壺に入り、チャキチャキと、きれいにしていきます。
次の仕込みも、雑菌のない清潔なかめ壺でおいしい焼酎が造れるよう、この、かめ壺洗いも、焼酎の品質を守る、大切な仕事です。