手造り麹・木桶仕込み・木樽蒸留・洞窟貯蔵で造る究極の芋焼酎

かい棒づくり

オフシーズン中は、メンテナンスや掃除の他に、焼酎造りに使う道具も作ります。
焼酎のもろみを、かき混ぜるための棒を、「かい棒」と言うのですが、この「かい棒」を、自分たちで作ります。
かい棒の「形」は、2種類あり、お米や芋の発酵の時の、温度調節に使う板状のもの(写真:右)と、蒸した芋を混ぜいれる時に使う凸凹状のもの(写真:左)とあります。
特に、蒸した芋を混ぜる時は、もろみと芋をしっかり混ぜる必要があるので、かい棒も、まんべんなく混ぜられるようデコボコの形です。(写真:左)
また、棒として取り付ける竹は、混ぜやすいように、竹の反りの方向等も気にしながら作っています。
こうして出来上がったかい棒は、天日に干し、消毒をして、9月から始まる、今期の焼酎造りに備えます。