手造り麹・木桶仕込み・木樽蒸留・洞窟貯蔵で造る究極の芋焼酎

こんにちは、今回はメンテナンス中ということで、普段はなかなか見ることの ない場所を紹介します。

これは蒸留機のモロミを入れるタンクとその中です。
ここにモロミ入れて加熱し、そこから蒸発したアルコールを取り出すことで  焼酎の原酒ができます。

加熱の方法は単純で、真ん中と四方から出ているパイプから高温の水蒸気が  吹き出し、モロミの加熱をします。

また、蒸気の勢いでモロミがかき混ぜられ、水分も加わるので煮詰まらず、  粘りの強い芋のモロミを焦げ付かせずに温度をあげることができます。

シンプルですが芋焼酎を造る上で非常に理にかなった構造になっています。

こういった先人たちの創意工夫が、自分たちの焼酎造りを支えていることに  感謝し、初心を忘れずに作業に励んでいこうと思います。