■新焼酎 野海棠(のかいどう)25度
【季節限定品】上品で、若々しい味わい【毎年11月1日頃発売】
手造り麹、木桶仕込、木樽蒸留の新焼酎です!「芋焼酎 野海棠」は、熟成による、上品な味わいが特徴の商品ですが、蔵内ではかねてから「蒸留したてでも、やわらかい味で、ガス臭が少なく、新酒とは思えないほど飲みやすい!」と言っていました(木桶仕込、木樽蒸留の特色です)。
新焼酎・野海棠は、蔵人しか飲むことができなかった味わいを、皆様に飲んでいただくためのものです。
いつもの「野海棠」の熟成風味もおいしいですが、新しい内も美味しいです。
初仕込、一番蒸留の焼酎を、そのまま瓶詰します。
若々しさ、粗々しさ、新鮮さを、お楽しみ下さい。
■ 芋焼酎 野海棠(のかいどう) 25度
祁答院蒸溜所で造る焼酎の、最高峰。
ほのぼのとした芋の香りと、かすかな木の香り。ロックで、やさしく、すっきりとした甘味。
野海棠(ノカイドウ)は、世界でただ1ヶ所、霧島に自生する花。
リンゴの花とサクラの花をあわせたような、清楚で可憐な美しい花です。
■手造り麹
「手造り焼酎」とは、焼酎の土台となる麹育成の段階で、温度管理のできる機械を使わず、麹室(こうじむろ)と呼ばれる木の部屋の中で、蔵人の手で、直接麹と触れ合いながら麹を育んでいく製法です。
蔵では、220枚のもろ蓋を使った、伝統手造り製法を行なっています。
■木桶仕込み
木桶は、厚さ7センチの杉の木を、丸く組み合わせた容器です。この木桶に、焼酎のもととなる、モロミを入れ、蒸留直前まで、ゆっくりと発酵を進めます。
木桶は、かめ壺や、ステンレスタンクと違い、素材が自然の木であるため、暑い、寒いといった外気温の変化が中のモロミに伝わりにくく、最後まで穏やかに発酵し、丸みのある焼酎に仕上がりました。
木桶焼酎蔵-祁答院蒸溜所-新焼酎 野海棠(のかいどう)
■木樽蒸留
焼酎づくりの最終段階である「蒸溜」を、木樽(きたる)で行います。
一般的に、ステンレス製の蒸溜機が多い中、木樽蒸留機の職人は少ないため、たいへん貴重なものです。
自然の木でできた、木樽の蒸溜機を使うことで、やわらかで、まろやか、ほのかに木の香を感じる原酒を取り出せます。
野海棠の1年 野海棠のふるさと(春~初夏)