STORY:1

蔵の始まり

芋焼酎「手造り青潮」の故郷は、甑島です。私たちの蔵は、平成19年(2007年)に、甑島から同じ薩摩川内市内の答院に移転しましたが、それまで、「青潮」は下甑島・青瀬で造られていました。

祁答院の職人魂
青潮

「手造り」で仕込んだ
奥深い香りの芋焼酎。

焼酎づくりの土台となる、麹造りにおいて、「手造り」で仕込んだ奥深い香り、味わいを楽しめる芋焼酎です。繊細な麹づくりを、機械に頼らず、蔵人の手、五感で仕込み、鹿児島県産のさつまいも(黄金千貫)を加え、かめ壺にて丁寧に発酵させ、醸しました。お湯で割っても、水で割っても、どっしりとした風格ある味わいをお楽しみください。

手造り青潮の特徴

220枚の木の蓋(モロ蓋)を使った、温度管理を機械に頼らない製法で「手造り麹」を造り、かめ壺にて丁寧に発酵させ、ステンレス製単式蒸溜機で、うまみをしっかりと取り出しました。さつまいもの力強い風味を味わえる、どっしりとした風格のある、通好みの逸品です。

手造り青潮の特徴

STORY:2

海の蔵から
山の蔵へ

焼酎粕処理、原材料確保の問題から、答院へ。
手造り麹、木桶仕込み、木樽蒸溜、洞窟貯蔵の製造方法を使い、日本で初めての芋焼酎製造に挑戦、里山の焼酎「野海棠」が誕生しました。

祁答院の職人魂
野海棠
野海棠

日本唯一の製法で造る
穏やかに清らかな芋焼酎

芋焼酎「野海棠(のかいどう)」は、日本で唯一の、手造り麹、木桶仕込み、木樽蒸溜、洞窟貯蔵という特別な製法で造られた芋焼酎です。ほのぼのとした芋の香りと、かすかな木の香り。ロックで、やさしく、すっきりとした甘味をお楽しみください。焼酎づくりにおいて、すべての工程が珍しい、こだわりの高級芋焼酎。

野海棠の特徴

手造り青潮と同じ伝統手造り製法で麹を造り、一次仕込みが終わった後、かめ壺ではなく木桶にてゆっくりと発酵を進め、蒸溜も木樽で行います。自然の木でできた木桶・木樽を使うことで、やわらかで、まろやか、ほのかに木の香を感じる原酒を取り出せます。山をくり抜いて作った貯蔵洞窟にて熟成させた野海棠は、口当たりが非常にやさしく、清らかで飲みやすい逸品です。

野海棠の特徴
野海棠の花

世界中でここにしか
自生しない花
野海棠

野海棠は世界でただ1ヶ所、霧島で自生する唯一無二の花です。
リンゴの花とサクラの花をあわせたような、清楚で可憐な花を5月上旬に咲かせます。
「世界にここだけにしかない」
そんな焼酎を造りたいと思い、
野海棠の名前をいただきました。

蔵概要

蔵の外観
社名
株式会社答院蒸溜所
所在地
〒895-1502
鹿児島県薩摩川内市答院町
藺牟田2728番1
電話番号
0996-31-8115
代表取締役社長
古屋 明子
設立(移転時)
平成19年4月10日
資本金
3,000万円
主な事業内容
本格焼酎の製造・販売
従業員数
8名(2024年6月現在)
特 色
・日本初の木桶仕込み芋焼酎蔵
・国際品質規格ISO9001認証蔵
・「日本で最も美しい村」連合サポート企業
営業時間
午前9時〜午後5時
定休日
1月1日、2日
メール
imuta@imoshochu.com

蔵のあゆみ

HISTORY

19022024

甑島
1902
創 業
1907
甑島下甑の「青瀬協業組合」の
一員として青瀬地区の焼酎造りに携わる。



2007

4月 焼酎粕処理、工場排水、原材料確保の問題から、甑島での焼酎製造を断念。
  鹿児島県本土、薩摩川内市答院町藺牟田の地へ㈱答院蒸溜所として
  法人化の上、免許を移転する。

4月 焼酎粕処理、工場排水、原材料確保の問題から、甑島での焼酎製造を断念。
鹿児島県本土、薩摩川内市答院町藺牟田の地へ㈱答院蒸溜所として
法人化の上、免許を移転する。

木樽
2007
10月 (株)答院蒸溜所、鹿児島県初の木桶仕込焼酎蔵として、製造が始まる。
2009
7月 初代 木樽蒸溜機導入。
青潮
2011
2月 鹿児島県本格焼酎鑑評会(総裁:鹿児島県知事)にて
  「手造り青潮」が、最高賞(総裁賞代表受賞)を受ける。
2月 鹿児島県本格焼酎鑑評会(総裁:鹿児島県知事)にて
「手造り青潮」が、最高賞(総裁賞代表受賞)を受ける。
2013

4月 NPO法人「日本で最も美しい村」連合サポート企業 認定

8月 ISO9001認証 取得

木樽
2016
9月 2代目 木樽蒸溜機導入。
野海棠
2017
2月 鹿児島県本格焼酎鑑評会(総裁:鹿児島県知事)にて
  「芋焼酎 野海棠」が、最高賞(総裁賞代表受賞)を受ける。
2月 鹿児島県本格焼酎鑑評会(総裁:鹿児島県知事)にて「芋焼酎 野海棠」が、最高賞(総裁賞代表受賞)を受ける。
野海棠
2018
2月 鹿児島県本格焼酎鑑評会(総裁:鹿児島県知事)にて
  「麦焼酎 野海棠」が、最高賞(総裁賞代表受賞)を受ける。
2月 鹿児島県本格焼酎鑑評会(総裁:鹿児島県知事)にて「麦焼酎 野海棠」が、最高賞(総裁賞代表受賞)を受ける。
野海棠
2021
2月 鹿児島県本格焼酎鑑評会(総裁:鹿児島県知事)にて
  「麦焼酎 野海棠」「芋焼酎 野海棠」が、ダブルで
  最高賞(総裁賞)を受ける。
2月 鹿児島県本格焼酎鑑評会(総裁:鹿児島県知事)にて「麦焼酎 野海棠」「芋焼酎 野海棠」が、ダブルで最高賞(総裁賞)を受ける。
2022
7月 3代目 木樽蒸溜機導入
2024
4月 熊本国税局酒類鑑評会にて「野海棠 芋」「野海棠 赤」が入賞
甑島
木樽
野海棠
青潮
野海棠
野海棠