こんにちは!蔵人の東園です。
私たちは、ただいま、8月初めの製造開始に向けて、メンテナンスや清掃等をコツコツと進めております。前回は木樽蒸留機内部清掃をご紹介いたしましたが、今回はステンレス蒸留機の内部清掃をご紹介致します!
ステンレス蒸留機は、木樽蒸留機とは清掃方法が異なり、初めに薬剤を使用した薬剤蒸留を行います。蒸気が上がったら蒸留を止めて、そのまま約1日おきます。そうすることにより、取れにくくなった芋ヤニ(油性分)の汚れが落ちやすくなります。翌日、内部に入りゴシゴシとタワシで磨きます。薬剤蒸留をしたおかげで、芋ヤニがみるみる落ちてピカピカになっていきます。木樽同様入口は狭いですが、内部に入ると案外、中は広いです(^^)1シーズン頑張ってくれた蒸留機に労いの気持ちを込めながら、細かい部分までしっかりと磨き来期の製造が始まるまでゆっくりと休んでもらいたいと思います。
なお、当蔵の代表的な銘柄の1つである「手造り青潮」は、このステンレス蒸留機を使って蒸留しております。昔ながらの、手造り米麹、かめ壺仕込みの「手造り青潮」は、気密性の高いステンレス蒸留機で蒸留することにより、甘みの強い、コクのある焼酎となっております。
焼酎のんごろさんへ、おススメです。ぜひお試しください。
「手造り青潮」詳細はこちらhttps://www.imoshochu.com/c/aoshio/