鹿児島県の「芋焼酎 野海棠」や「芋焼酎 手造り青潮」を造っています、焼酎蔵:祁答院蒸溜所(けどういんじょうりゅうしょ)です。
8月に入り、まだまだ暑いですが、この間赤とんぼをみました。
数日後は立秋。すこしでも、暑さが和らいでくれると嬉しいです。
さて、いよいよ、今月8日から始まる製造開始を前に、原点にもどり、新たな気持ちで取り組んでいくため、当蔵の「はじまり」である、甑島に行ってきました。
私たち祁答院蒸溜所と甑島の歴史について、詳しくはこちらをご覧ください。
当日、空は快晴。暑さは最高潮でしたが、充実した時間を過ごしました。
昨年開通した中甑島と下甑島を結ぶ「甑大橋」は、全長1533m。車で通過すると、まるで、海の上を滑っているような感覚。
下甑島に渡ると、「かのこゆり」の群生地を訪れましたが、今年は満開の時期が早かったようで、残念ながら、かのこゆりの絨毯を見ることはできませんでした。
でも、まだチラホラと咲いている姿は見ることはでき、可憐な花の姿からも、力強さを感じました。
そして、いよいよ当蔵の原点である青瀬集落へ。
海が目の前にある地で、なにか、奮い立つものを感じながら、いにしえに思いを馳せることでした。
集落の高台にある「手造り青潮」の名前の由来となった「青潮神社」へお参りします。
境内はきれいに整備され、長年にわたり人々に大切にされていることが感じられました。
またそれと同時に、鳥居から見下ろす集落や海を見守ってくれているのだな、と感じることでした。
今回、甑島に渡り、島の土や空気や水に触れ、人の温かさや島を流れる時間を感じることができ、改めて今シーズンの焼酎造りへの気持ちが高まってまいりました。
海の焼酎「青潮シリーズ」。山の焼酎「野海棠シリーズ」。
これからも、皆さんに喜んでいただけるよう、大切に育んでいきたいと思います。
さあ、いよいよ仕込みが始まります!
気を引き締めて、取り組んでまいります。
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