こんにちは!祁答院蒸溜所の蔵人です。梅雨はまだ明けませんが、ここ最近は蝉が活発に鳴き始めました。いよいよ暑い暑い夏の到来ですね(ー ー;)
さて、またまた、仕込みのオフシーズン中の設備メンテナンスのお話です。今回は醪の温度を管理する、温度調節計の温度センサーのチェックを行いました。祁答院蒸溜所では、甕・木桶・二次仕込み用タンク(芋を混ぜ合わせる)のタンク合わせて14個の温度調節計があります。
まず水の入ったバケツにセンサーをすべて入れて、全体の温度を見ます。次に基準となる温度計に誤差のあるセンサーを温度調節計の補正機能を使用して合わせます。あとは、数回測定し異常がなければチェック完了です。ちなみに温度誤差は±0.1℃以内になるようにし、できる限り醪の温度を正確に管理します。醪の温度は、焼酎づくり時にはとても重要な要素となります。
蔵にお越しになる機会がありましたら、見学通路からすぐ見えるところに設置してありますので、「あれかぁ~」とご覧になってみてください٩( ‘ω’ )و
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