今年もまた、「赤紫芋」の仕込みの時期がやってまいりました。
今日は、二次仕込みの様子と、かめ壺の中のもろみの様子のご紹介です。
皮も中身も「赤むらさき色」をしたお芋で仕込みをしますと、もろみの色は、とても鮮やかなワインレッドになります。
このもろみの色から、赤紫芋で仕込んだ焼酎の多くは、「赤」を冠した名前がつけられます。
当蔵の「野海棠(赤)」も、赤紫芋仕込です。もろみからは、甘酸っぱい、フルーティーな香りが漂います。
食べたらおいしいそうだなぁと思いますが、実際に食べてみましたら、酸っぱいらしいです(笑)
かめ壺のもろみは、一週間ほど発酵させたのち、蒸溜し、出来上がった原酒は約1年、ホーロータンクにて熟成させます。
今仕込んでいる分が、お客様のお手元にお届けできるには、まだまだかかりますが、「美味しい焼酎になりますように」と、今日も蔵人は邁進中です。
仕込の風景を直接見ていただける蔵見学も、随時受け付けておりますので、お近くをお通りの際には、ぜひお立ち寄り下さい(^▽^)/