毎年恒例、柿渋塗り

こんにちは!蔵人の荒木です!
梅雨も明け、毎日容赦ない暑さに夏バテ寸前です(~_~;)
そんな中、祁答院蒸溜所では8月中旬から始まる仕込みに向けて、メンテナンス中です!
今回は毎年行っている、モロブタの柿渋塗りを紹介します。

柿渋は名前の通り、渋柿の未熟な果実を粉砕、圧搾した汁液を発酵・熟成させた物です。
柿渋には独特の強い臭いがありますが、それを塗る(染める)事により、抗菌効果と防腐・防水効果を得られます。
強い臭いも乾いてしまえば、消えてしまうので問題ありません。
良い麹を造るために、柿渋を塗ることは大切な作業になるため、蔵人が220枚のモロブタを、1枚ずつ丁寧に塗って行きます。
汗だくになりながら、来期も美味しい焼酎を造るために頑張りたいと思います!!